【絵の上達過程】描き続ければ上手くなる? 一年間でやったことまとめ

一年の成果は?

絵を描きたいと思っても、本気で練習するのって難しいよね…
理由はいくつかあると思うけど、一つは「やったところで上手くなるかわからない」だと思う。

残念ながら、上手くなるかは練習量や質によるから、明確な答えはありません。
だから、ここではあくまで一つの指標として『一年間、毎日絵を練習した経過』を公開します。
「こういう練習するとそうなるんだー」とか「これだけ描いてもこの程度なんだー」みたいに、参考にしてくれるとうれしいです!

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0061.jpg
しの

ちなみに普段描いてるのは、←こういう可愛い系です。
リアルなのはあまり描けません…

元々は、普通よりちょっと描ける程度

僕が絵を描き始めたのは、小学生の時。カービィとか好きそうな子供だったので、案の定カービィ描いてました(見せたかったんですが、探しても見つからなくて多分捨てたんだろうと思う。今死ぬほど後悔してます)

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0061.jpg
しの

で、そこから色々あって、高校、大学、就職後と…ダラダラ絵を描き続けていたわけですけど、大学一年生の時の画力がこれです。

…そして会社に就職し、働きながらごくまれに落書きしてた頃の画力がこれです!

絵描き歴20年近いにも関わらず、このレベル。凡人の鑑。

正直このまま描いてても一生プロにはなれないなと察していたので、本気で練習を始めたのが2018年の8月
それでは、どう変わっていったか見ていきましょう!

初期(2018年8月~12月)

ボールペン模写をはじめる

とにかく人間描くのが下手なので、人物の写真を模写しまくりました。仕事で忙しくても、ちゃんと毎日続けられるように、短い時間でできる模写を考えた結果たどり着いたのが、ボールペン模写です。

これを模写と言い張る勇気。でも続けてたらなんだかんだ、それなりに描けるようにはなってました。
下のは、はじめて半年くらい経った後のボールペン模写です。

まぁ間違えられないぶん、集中力つくから当たり前ですね。
ちなみに、朝起きてからの15分と、仕事から帰ってきてからの30分くらいでやってました。

そんな感じで毎日継続できてたので、「仕事が忙しくて練習できない」は基本甘えだと思ってますよ僕は。(睡眠時間3時間を一ヶ月続けるような奴隷環境は別だけど)

デッサンをやってみる

実は20年近く絵と付き合っていながら、ほぼデッサンしたことありませんでした。これを期に、家にあるものをipadでデッサンしようと思った結果がこれです。

たぶんそれなりに上手いと思う。もちろん美大レベルには遠く及ばないけど…。やっぱり、デッサンはじっくり観察する練習になりますね。ただ時間かかるのが面倒だったのと、ぶっちゃけ面白くなかったので、これ以降はほぼやってないです。

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0062.jpg
しの

「デッサンしたほうが良い?」って聞かれたら「しても良いけど、しなくても良い」って答えます。

一週間に一枚のペースでイラストを描く

この頃から土日には色付きのイラストを一枚描くようしてました。
最初は、自分の塗り方に合っていそうな彩度の低い塗り方を参考にしていました。

その後、主線のないめっちゃ上手いイラストに影響されて真似しまくります。

自分に合っていたのか、このときはそれなりに楽しかったです。
というか今の絵よりこっちのほうが好きな人もいそうな気がする…

中期(2019年1月~5月)

『やさしい人物画』をはじめる

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0063.jpg
しの

ボールペン模写を通して模写する力は身についたんですけど、人物を描くのは相変わらず下手でした…。

みんなどうやって描いてるんだろうかと、色々ググった結果たどりついたのがこちらの『やさしい人物画』

とりあえず、全ページ模写しました。

4ヶ月くらいかけてこれをやったおかげか、人間描く時のバランスが以前よりマシになりました。

リアル寄りの塗り方に挑戦する

主線なしのイラストに限界を感じたので、もう少し一般受けしそうなイラストの練習をしてました。

普通に塗ったり影に乗算を使ったり、先にグレーで描いてから色塗りをしたり、塗り方を色々試していたので、上手く描けたり微妙だったりしてます。

4月からニートになる

ちょうど3月の終わりに会社をやめたので、絵を描ける時間が倍以上に増えました。ここからは一日8~10時間くらい絵を描いてます。

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0062.jpg
しの

当たり前ですが描く時間が多いほど、上達は早くなります

後期(2019年6月~10月)

ポーズ練習をはじめる

時間に余裕ができたので、シャーペンを使った写真の模写をはじめます。難しいポーズ・手と足・顔・服のシワなどを中心に模写してました。

ただ余裕ができたとはいえ、一日中模写するとか嫌だったので、相変わらず模写をするのは夜の1時間程度です。

色んな練習に手を出してみる

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0061.jpg
しの

ポーズ練習以外にも、クロッキー、30秒ドローイング、逆さ模写、色の模写とかやってみました。

どうせなら、なるべく役に立ちそうな練習がしたいですよね?
色々試した結果の感想は、こちらの記事に載せていますので、参考にどうぞ。

絵の練習って何やればいいん 絵の練習方法をまとめて紹介!上達するために最も大切なのはこれ

配色や構図を考えるようになる

今まで、たまに上手いイラストが描けたりする時があって、そういう絵って遠目に見てもやっぱり上手いんですよ。
これってたぶん細かなパーツ配置とかポーズの正しさではなく、構図や配色が良いんだろうなって思って、そういう構図や配色の良い組み合わせを見つけるために色付きのラフを描くようにしました。

たとえばこんな感じ(※全部ラフです)

結果としては、色ラフを描いたところで失敗するときは失敗するんですけどね。それでも、構図や配色が大切って気づけたのは良かったと思います。

ちなみにイラストも、前よりは整った印象になりました。

二次創作の偉大さに気づく

二次創作って、SNSで評価されやすいみたいな利点ももちろんあるんですけど、それ以前にキャラデザ考えなくて良いから、純粋な色塗り練習として最適です。

オリジナルキャラを考えるのって、本当にむずかしいです。服とか、髪型とか、アクセサリーとか、全部資料集めて考えないといけないし、それらの組み合わせも考えるのに時間かかります。
単に色塗り練習するだけなら、一からキャラを考えるより二次創作のほうが効率が良かったりしますね。というわけでこの頃から、ちょいちょい好きなキャラを描いてました。

現在(2019-11)

白黒模写練習をはじめる

正確には10月くらいからやってましたが、写真を白黒状態にして、陰影を中心に模写する練習をはじめました。

本当は色付きで模写しようとしていたんですが、いきなり色付きだと時間がかかるので、まずは陰影だけちゃんと読み取れる力をつけようってのが狙いです。
デッサンに似てますが、元は写真ですし陰影さえ描けてればokにしてるので、デッサンより気楽です。

塗り方を変えてみた

色ラフ作戦はどうも上手くいかないので、ベースカラーを決めて、それに合う色だけ選択する方法に変えました。細かいこと言うと長くなるのですが、線画を描いたあとパーツ分けせずに全部同じ色で塗ってからパーツごとに塗ってく感じです。

まだこの塗り方が正解かはわかりません。でもこの塗り方に変えてから、絵の完成度が安定してきたような気がしてます。

描いてれば上手くなるは本当

あらためて大学の時から比較していくと、全然違います。

特に顕著なのが色の塗り方です。
2018年と2019年を比べると、パッと見た時の印象が良いのは2019年の絵だと思います。『描き慣れている感じ』が伝わってくるんじゃないでしょうか?

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0061.jpg
しの

なにより絵柄が理想に近づいてきたので、絵を描くこと自体が楽しくなってきました。自分が満足しているかどうかは、とても大事です。

もちろん「元々上手いじゃねーか!」とか「絵柄変わっただけじゃねーか!」とか、人によって受ける印象は違うかもしれない。
ただ1年前から毎日練習してこなかったら、今こういう絵は描けなかったと思うんですよね。完成した絵を見てわかる「明らかに変わった」という実感は、わりと大切です。変わったってことは、これからも変われるってことですからね。

もう一度言うと、練習して変われるかは人によります。でももし、今の自分の絵で満足ができないのであれば、やっぱ練習するしかないわけですよ。
ここまで読んで、少しでもやる気になってもらえたら嬉しいなって。

ちなみに僕はまだ満足してないのでこれからも練習します。
完成した絵はTwitterPixiv
絵の描き方や、人に教えたいアレコレはこのブログに
あと日々の練習でちょっと気になったこととかはNoteで発信していく予定です。

https://dot-launcher.com/wp-content/uploads/2019/11/IMG_0061.jpg
しの

というわけで、藤依しの(@fujii_shino)でした!
次回は絵の初心者向けに何か伝えられれば良いかなと思います。

78 COMMENTS

藤依しの

ありがとうございます!
なるべく役に立つ記事を作れるようがんばります!

返信する
かみや

ほえーやっぱり頑張ってきた成果が見られるのはいいな~。
自分はまだ絵を描き初めて半月もたってないですが、この記事を見て頑張ろうと思えました。やっぱり試行錯誤しながら絵を描き続けるということが大事なんですね。
とても参考になる記事をありがとうございました!m(_ _)m

返信する
藤依しの

すぐに描きたい絵を描けるわけではないですが、続ければ変わっていけるのは確かですね。
変わっていけるならいつかはプロレベルにもなれるはずなので、諦めずに頑張ってください…!

返信する
匿名

初めまして!
Twitterで流れてきてブログを読ませて頂きました。昔のイラストから今のイラストまで藤依しのさんの絵柄めっちゃ刺さりました…!!
もし良ければイラストメイキングなど出して欲しいです。また、私自身線画がないと絵が描けず、主線のない絵に憧れているのでもし良ければどうやって線画なしでイラストを描いているかなども載せて頂けると嬉しいです。
いきなりすみませんでした、これからも頑張ってください!

返信する
藤依しの

ありがとうございます!
やっぱりメイキング求められてますよね(笑
ただあまり自分の描き方に自信がなく、毎回いきあたりばったりで描いてるところがあるのであまり乗り気じゃないのです…ごめんなさい。
ただ簡単なメイキング記事であれば余裕があれば作成したいですし、主線のない絵の描き方の紹介記事もそのうち書こうと思います!

気長にお待ちいただけると幸いですm(_ _)m

返信する
紫苑

こんにちは!(こんばんは!)
Twitterで偶然に流れてきたのが気になって読みました〜。

練習時間も素晴らしいですが、能動的な試行錯誤の過程と成果を時系列に沿って並べているので、藤衣しのさんの成長が分かり易くてワクワクしながら読めました!

めちゃくちゃ頑張り始める前の経歴と絵も載せられているので
「“なんとなく”長期間やる」のと
「“本気”で短期間やる」の差を成果(絵)で比較できたのが面白かったです。

ぶっちゃけ、「自分に出来る範囲で、絵に手を出してみようかな?」と思える内容でした。

初見にも関わらず長文を送り付ける形になってしまい申し訳ありません!
今後とも、応援しております。

返信する
藤依しの

読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m

絵を上達させるのは難しいですが、ちゃんとしたやり方で努力し続ければ、少しずつでも上手くなっていくものだと思っています…!

紫苑さんにそれが伝わったのであれば、とても嬉しいですし
一人でも多くわかってもらえるよう、これからも練習を頑張っていきます!

返信する
tumori

通りすがりの素人絵描きです。
氏の謙虚さを称えます。

氏の一枚一枚は魔法の様に楽に産み出してる物でない事は、何らかの創作に携わってる人間なら理解できます。

男を描けなければ…はイチャモンに近いと思います。
老人、風景、銃火器、メカ…エロに至るまでジャンルは様々です
各々が課題を掲げ 各々の描きたいもの、描ける様になりたいものに邁進すればいいだけの話だと思います。

返信する
藤依しの

ありがとうございます。
描きたい絵に合わせて技術を習得するのが大切ですね。

とはいえ「描かない」と「描けない」には実力差があることは事実なので、必要であればより多くのものを吸収できるよう努力していきたいと思います…!

返信する
はるんに

とても読みやすくて参考になりました。
僕は今年から絵を描き始めたいと思っているので頑張ります。

返信する
木月サト

伸び悩んでいる今現在にこの記事に出会いました。
私はもう少しリアルよりの絵柄なのですが、普段どうやって練習したらいいか、悩んでいたのでとてもためになります。

藤依さんが自分の理想の絵柄を努力で獲得したように、私も頑張ってみようと思えました。この記事を描いていただきありがとうございます!

返信する
藤依しの

ありがとうございます!
僕自身、内心まだ理想とはほど遠いと感じていますが、描き続ければ絵が変わってくることは確実です。
お互いがんばりましょう…!

返信する
アキモト

絵を描くのは好きですが、プロの方などのイラストを見て自分との圧倒的差を感じ絶望してたところでした 
ですがここまで上手くなれると知り、少し気力が湧いてきた気がします
ほとんどの時間家にいるようなこんな時期なので、この機に本気で絵を描いてみようと思います
ありがとうございました

返信する
藤依しの

上手い絵を見ると落ち込んでしまいますよね…
しかしちゃんと目指す絵を決めてそこに向かって地道に努力すれば、少しずつでも『理想の絵』に近づいていけるはずです。
頑張ってください!

返信する
寺内寿一

藤依さんのイラストとてもかわいらしくて素敵です。
私も小学生のころにカービィやケロロ軍曹のイラストを描いたのが始まりだったので共感しました。
かれこれ10年ほど描いたり美術の専門学校に行ったりしたのですが色弱だったことがわかりなにもかもいやになってしばらくペンをさわれませんでした。
ですがこの記事を読んでまた創作意欲が湧いてきました。
このような記事を書いてくださり感謝しています。
これからもあなたの作品を楽しみにしております。

返信する
藤依しの

ありがとうございます。
僕も実は高校生の時に一度挫折したのですが、真面目に頑張り始めてからは少しづつでも成長できることがわかり、今は描くのが楽しいです…!
まだまだわからないことも多いし実力もないですが、これからも頑張ろうと思います!

返信する
もんのすけ

偶然あなたのブログにたどりつき、たびたび拝見させていだたいております。
絵を描いたことがない当方にとっては、過程を惜しみなく記事にされているので大変わかりやすく存じます。
どういうことに力を割いた経緯、結果など・・・自信があってもなかなか人には見せられないものです。

あなたの練習への姿勢、考え方において絵に限らず他の芸術においても適用できるのではないかと感銘を受けました。
プロではない音楽をやっておりますが前に進み頑張ろうと思えるようになりました。

しのさんの今の絵は、なんとも言い表せない感情があるという感じがして好きです。
おこがましくも陰ながら応援しております。

返信する
藤依しの

ありがとうございます。共感していただけてすごく嬉しいです…!
確かに、基礎をおろそかにしないこと、時間をかけて制作に力を入れること、目指す人達の真似をすることなど、絵において重要なことは他の芸術分野でも同じことが言えるかもしれません。

音楽、ぜひがんばってください!
僕もまだまだ理想とはほど遠いですが、諦めずに進んでいこうと思います。

返信する
藤依しの

そのイラストはぜひ捨てずに取っておいてください。
いつか絵が上手くなった時に、良い思い出になるとなると思うので(笑

返信する
ca

元々は、普通よりちょっと描ける程度
とても上手いですが・・・・・・・
やっぱり最初から上手くないと無理なんですね

返信する
ca

でも大人になっても幼稚園児の絵とか言われないんですよね
私は子供の頃から一切上手くなっていないのでやれば上手くなる時点でやっぱり才能ですね

返信する
藤依しの

かもしれませんが、ただ人が「才能」という言葉を使う時、その裏には努力しないことの言い訳が含まれていることが多いので、僕はあまり「才能がないからできない」とは言わないようにしてます。大事なのは「どうすれば才能がなくてもできるか」だと思います。

それができないなら「才能」という言葉は使わずに、自分の意志で諦めたということをちゃんと認めるべきだと思います。

返信する
藤依しの

できてないこととできることの境界を見定めて、一歩先に進むため「どんな能力があればできるか」「それは鍛錬で習得可能か」「不可能であれば代わりの方法はないか」などを考えることですかね。

たとえば模写ができないなら、まずは
・真っ直ぐに線を引く
・綺麗に丸を描く
・簡単な図形のお手本をなぞる
・難しいキャラのお手本をなぞる
・簡単な図形を見ながら真似する
・難しいキャラを見ながら真似する

どこまでできて、どこからできないのかを分析すべきだと思います。
まっすぐ線を引けないなら、綺麗に線を引くことが鍛錬で可能かどうか練習してみればいいと思います。不可能だと感じたら、定規を使ったりデジタルで直線ツールを使えばいいと思います。

こうやって一歩一歩地道に進めば、大抵のことは可能になるはずです。
もちろん才能のある人に比べて、10年20年余計に時間がかかるかもしれませんが、才能のない人が何かをやろうとするには、それだけの投資が必要だと僕は思ってます。

返信する
ca

なぞるが難しすぎてできません
なぞっても汚いと言われるので
なんで簡単な作業と言われるのか分かりません

返信する
藤依しの

簡単にできる人もいれば、生まれつき身体が弱かったり事故でそれができなくなる人もいますよね。
簡単な作業は言い過ぎですね。

ただ、身体が弱いなら補助具やデジタルツールを使うなど、世の中には色々解決策があるのも事実です。
こんな感じで「原因」と「解決策」を自分の頭で考えられるかどうか、自分で考えるのが難しいなら他人にアドバイスを求めそれを素直に受け止められるか、それが上達には大切だと思います。それすらも才能がないとできないというのであれば、流石になすすべはありませんが…

返信する
藤依しの

ありがとうございます、コメントいただけるとやる気になります…!
僕も今基礎から学びなおしてるところなので、お互いがんばりましょう…!

返信する
藤依しの

模写ができないと上達できないか?っていう話でしょうか?
無理かどうかで言われると無理ではないです。

模写ができたほうが人の絵を参考にしやすいので、そのぶん今いるプロのイラストレーターや芸術家に近づきやすいって話であって、別に誰の絵を参考にせずとも自分の納得いくような絵を描くにはどうすればいいか試行錯誤を繰り返せば上達できます。

もし、まだ絵を諦められないならもう一度メールで話しませんか?
caさんはどうもご自身で「できない」と思い込みすぎて、実はまだやれることがあるのにそれに気づけていない感じがします。

返信する

こんばんは。しのさんの成長速度半端ないですね..。現在(というか絵を描き始めてからずっと)伸び悩んでいるので、成長過程を見るのはモチベに繋がりますね。

デジ絵だと修正が簡単で、線をつい適当に選びがちなので自分もボールペン模写を始めてみました。観察に意識を割くことができるので良い練習になりますね!

そこで、下らない質問で申し訳ないのですが、しのさんはアナログで描く時に傾斜台とか使用していますか?

傾斜がある液タブや板タブ(デジタル)でしか描いてこなかった人間なので、イマイチ線が引きにくかったです‪;;‬

返信する
藤依しの

こんばんは!
ありがとうございます。最近成長が鈍化してきて悩んでいましたが、そう言っていただけるとやる気になります。

アナログについてですが、僕は普通に机に置いて描いてます。本当は台があるほうが描きやすいのかもしれませんが、僕はずっと机に置く描き方をしてて慣れちゃったのと、ちょうどいい台を探すのが面倒で今の形になりました(笑)

返信する

なるほど、ありがとうございます。
絵師様に気軽に質問できる環境がなかったので、とても助かっています!
慣れなさそうだったら購入を検討することにします(笑) 失礼しました!

返信する
しろまる

私絵を描き始めて間もないんですけど、私飽き性なのですぐ飽きて辞めちゃうんですよねおすすめの絵の書き方とか、こうすると楽しいよみたいなのってありますか?

返信する
藤依しの

飽き性だと大変ですよね…
そういう方はやっぱり自然と絵が描きたくなるような仕組みが必要かなと思います。
「流石にこの人よりは自分のほうが上手いだろう」と思える人を見つけ、その絵に勝つことを目標に自信を付けるのはどうでしょう?

僕も最初は地道に努力するのとか苦手だったんですけど、超えるべき目標を決めそれが達成できれば楽しくなり、自然と続けたいと思えたりします。

あるいは、SNSとかで同じレベルの人を探して、絵をいいねし合うとかでも続けるモチベになったりするのでオススメです!

返信する
ドリトル

今日から絵を書き始めました。
最初の段階からこんなに上手くありませんが励みにがんばります

返信する
藤依しの

上手くいかないこともあると思いますが、頑張ってください…!
最初はとにかくたくさん描いてたくさん試すのが大事だと思います

返信する
鈴音みゆ

上手ですね…!!
私はVTuberさんのイラストに憧れて最近、重視するようになりました!
憧れますね…上手過ぎて…!!
絵師100人展、目指して頑張ってみたら如何ですか?
絶対良い絵ができますよ!

返信する
豚バラ

自分は引きニートなんですが2年ほど前から絵を練習していて一週間前からツイッターで自分が書いたイラストを載せているんですがいいねも3などフォロワー0人です。正直イラストを書いていて涙が出てしまうぐらい悲しくて自分はこんなにもダメなのかと早く死にたいと思うことが最近多いです。自分にはやはり何もないんだなと
しのさんは短期間でしっかりと結果出せてるのですごいと思いました。しのさのイラストは商品レベルです。
自分もしのさんみたいな友人が欲しかったです。

返信する
藤依しの

ありがとうございます🙇‍♀️
フォロワー0でいいねをしてもらっているということは、一応見られてはいるので、希望はあると思います。
ただやっぱり実力があったり、流行りのキャラじゃないとと中々見てもらえないのが現実ですよね…

豚バラさんのイラストが評価されることを祈ってます。

返信する
豚バラ

時間費やして書いてもこんなにも自分はダメなのかと自分が情けないです
講座動画など本など見たりしてんですが実力なさすぎて
どうしたらいいか分からなくて

返信する
藤依しの

本や講座は元々のレベルによってはあまり役に立たないですからねぇ。

個人的には続けているなら気づかない内に少しずつ上手くなってはいると思います。ただ問題は、周りに上手い人が多すぎるので、必要以上に焦って挫折してしまうことです。
だから、本当はある程度描き慣れるまでは、ネットから離れて好きな絵だけをひたすら描きまくるのが良いんですが、今の時代にネットを断つのも難しいのが悩ましいところです。

返信する
豚バラ

自分なり好きな絵師さんのpsdファイル参考にしながら描くんんですが
やっぱり安っぽくなるとゆうか商品ではない感じで自分の実力がないのが原因ですよね
絵のバランスなども直すんですけどやはり崩れている感じで一生終わらない感じで

藤依しの

細かいところから一つ一つやったほうがいいかもしれませんね。
最初は目だけを真似して、できたら他の場所を改善する形で。
全体を直そうとすると、どうしても細部まで観察が行き届かず、似ているけどどこか違っていて安っぽくイラストになりがちです…

豚バラ

評価されないってやっぱりきついです。必死に書いても自分はこんなものかと思うので
いつかうまくなるのか自分は成長していずれか評価されるのかと

豚バラ

集中的に目とかをやってみます。目の立体感がわかんなくてどこかずれちゃうですよね自分毎回自分何回も見直してもずっと目の立体感みたいなのがわんなくて
塗りとかも同じ通りやるんですけど
全然違くなってしまいpsd通りやってみるんですど変えた方がいいんでしょうか
全体的にぼやぼやしてしまって
塗りのペンみたいなのがわかってないのか筆圧がダメなのか
すいません全部自分の実力不足です

返信する
藤依しの

トレースなども活用してみると良いかもしれませんね。
色とかも、そのままスポイトで吸って乗せてみると、自分で思ってた色と違ったりすることはよくあります。

返信する
豚バラ

好きな絵をなぞる感じですか?
スポイト吸っても違った色によくなりますわ
しのさんは使う色とかって決めてたりしてますか?

返信する
藤依しの

なぞるのが良いと思います。
線とかはなぞったあとに、元絵を消せば、線画のイメージが掴めたりして役に立ちます…!これも意外と線と線の間隔が近かったり、線画が思ったより細かったり、完成イラストを見ているだけではわからないことが発見できたりして面白いと思います。

スポイトで色が変わるのは、色の印象は周りの色で決まるからなんですよね。たとえば肌色だと思っていたところがオレンジだったりするのは、周りに暗い色があるゆえの目の錯覚みたいなものです。
色を決めるのが上手い人は、この錯覚に騙されず「暗いところにある肌は何色で描けば表現できるか」を考えられるので、スポイトで吸ったら「思ってた色と違った」と思う感覚は大事です。

僕は使う色は決めてないですが、イラスト描くときには最初にカラーパレットを描いたりしますね。これを描いておくと、全体的な色を決めやすいのでおすすめです。

返信する
豚バラ

色が違うのはそうなんですかすごい難しい
いろいろなぞってみます。
最初にカラーパレットみたいなのを作製ですか
線画のすみだまりだったり
ここをこく書いた方がいい線が分からなくて

藤依しの

線画の細かい動きは、色々なペンツールを使って一番描きやすいのを探すしかないですね…
クリップスタジオだとすみだまりができるペンとかもダウンロードできたと思います。あるいは自分で設定をいじっても作れるんじゃないかと

自分も線画については結構細かく設定調整してますが、未だに納得できてないので、長い目で探していくのがいいと思います。

豚バラ

いろんなもの試した方がいいんですねありがとうございます
好きな絵師さんが使ってる線画のペンをずっと使っていて自分がヘタなだけだと思いますが
線のメリハリとゆうかがどうも分からなくて
可愛くないとゆうか気持ち悪るくて
藤依しのさんなども答えていただきありがとうございます。

返信する
匿名

色塗りに参考にした本などあるんでしょうか?
後期のイラストの完成度がめちゃ高いので
塗りの感触などすごく良くて
よかったら教えていただきたいです。

返信する
藤依しの

参考にした本はないのですが、好きな方の塗りを結構真似していました。
今もまた少しイラストの雰囲気が変わっていますが、それも真似した結果です。イラスト本は、一般的なことしか書かれてないことが多いので、多少個性的な絵師さんに憧れた場合はその絵師さんを真似するのがいいと思います。

ただ、配色とか構図みたいな基本的なことについては、イラスト本を買っても良いかもしれません。
どこにどういう色を置けば魅力的になるのかは、プロの絵を見ているだけじゃわからないことも多いです…

返信する
匿名

まねできるのがすごいです
自分はそれがよく分からなくてどんなペン使ってどんなふうに塗るのか
参考絵師さんの絵を真似て塗ってみてもやっぱりずっとここ一年できてなくてどうしたらよいか分からなくなってしまっていて
影だったり、服のしわの表現だったりが分からず
練習でいろを真似て塗ってみてもなんだろって感じでして

返信する
藤依しの

真似をするにもある程度技術が必要ですからね…
自分も真似しやすい絵柄と真似できない絵柄があります。真似できないのは、まだまだ知識や経験が足りないからだと思うので、基礎練習をしたり、何度も真似してどこができてないのか調べたりして、気長に挑戦してます。

返信する
未来つばき

こんにちは、イラストレーターを目指しているのですが、Twitterで3年イラストを練習してもフォロワー100人弱という絶望的な状態です。それにいろいろな絵師のイラストを勉強したり描き方を参考にしても自分まで絵柄がころころと変わってどの絵師を参考にすれば良いのかわけわかんなくなってしまいました。(未だに自分に合った絵柄が見つからない状況)私はまだ学生なので描く時間がほとんどなく、授業中に落書きしても怒られ、イラストを一枚完成させるのに一ヵ月かかったこともありました。

それに私はインポスター症候群(自己肯定感が極端に低い人)を発症してるので自分の描いたイラストに自信が持てないことが多く、また描けない構図が多すぎるのもあって、チャレンジしようとしても結局途中で「あ、これ無理だ」と投げ捨ててしまいます。(上達しないのは多分これが原因だと自分でも理解しているつもりですがなかなかペンが動かない)

来年はイラストの専門学校に入る予定なのでそこまで思い詰めてはいないのですが、うまい人の絵や年下なのに馬鹿うまいイラストを見てると(やっぱり私はイラストに向いてない人間なんだ)と相当落ち込んでしまいます。

そして今年の夏休みは絵を上達させようとしても利き手の疲労骨折で夏休みは終わりました。(現在治療中)

長文になり申し訳ありませんが、絵柄を安定させるにはどうすれば良いのでしょうか?また、自分のイラストに自信を持つにはどうすれば良いのでしょうか?そして描いたことの無い構図はやはりひたすら模写練習ですか?

返信する
藤依しの

未来つばきさん、こんにちは。

絵柄決めるの難しいですよね…
僕も未だに定まっていないところがあります。

絵柄を安定させるには結局のところたくさん描くしかないと思います。
絵柄を安定させるということは、自分は何が好きで、どういうテーマをどういうシチュエーションでどう表現すれば自分の納得いくイラストにできるかを知るということだと思いますが、絵を描かずにそれを見つけるのは大変です。描いてみて初めて「違った」ということもたくさんありますからね。

絵柄をコロコロ変えてしまうのは、まだそれを見つけようとしている最中だからであって、もちろん世の中にはストレートに自分の絵柄を見つけてすぐに上達できる人もいますけど、絵の好みは自分で制御できるようなものでもないし、個性として受け入れるしかないと思います。
たとえ途中でやめたとしても、そこに至る試行は必ず自分の身になっていると思うので、地道に描き続けるしかないですね。ただ、最後まで描いたほうが見えてくるものはたくさんあると思うので、雑でも完成させたほうがいいとは思います。

もし筆が進まないなら「自分は今失敗するために描いているんだ」と思えば、少し恐怖心も薄れるかもしれません…!

それと、自信を持つことについてですが、僕は必ずしも自分の絵に自信がなくてもいいと思います。というか僕は全く自信がないです…
いつもSNSで流れてくる神絵や、若手のセンスある人達と比較して、自分はなんて下手なんだろうと悩んでます…
ただ、それでも描き続けるのは「下手な自分が絵を描き続けることで、同じように苦悩している人に何か勇気を与えられるかもしれない」と思ってるからです。自分の実力は信じてないですが、自分のしていることが誰かのためになっていることだけは信じてます。だから、たとえ1いいねでも反応があると嬉しいです。

少し違う話ですが、有名なゴッホは「自分が絵を描かないといけない」という謎の使命感にかられていたらしいです。ゴッホは生前全く評価されませんでしたが、それでも絵を描いていたのは、描くこと自体が目的になっていたからだと思います。
同じように、「描いた絵のクオリティ」よりも「描くことこと自体」に意味を見いだせるようになると、たとえ下手でも絵を描き続けられるのかもしれませんね。

返信する
匿名

自分もどれくらい上達したか確認したら昔の方がうまかった。

…いやなんで???

返信する
藤依しの

よくあります…

僕が色々試してて思うのは、上手い絵に一番重要なのは自分の持ってる技術を一つの「絵柄」としてまとめ上げる力だと思うんですよね…
だから、今まで下手でも下手なりに「シンプルな絵」としてまとまったイラストが描けてた人が、新しく学んだ技術を駆使して描くと、「シンプルな絵」にそぐわない上級者向けの要素が入り「まとまった絵柄」が崩れてしまいます
それが、実力は上がってるのに上手い絵が描けず、昔のほうが上手く感じる原因なんじゃないかと思います

返信する
つばき

よくワンドロとかたった1時間でイラストを仕上げてしまう異次元の絵師もいるので、やはりそこまでのレベルに辿り着くには気の遠くなる鍛錬が必要なんですね。

返信する
藤依しの

あれは本当にとんでもない量描き続けた人に許される技だと思ってます…
いつかそこまでたどり着きたいものです。

返信する

とても分かりやすかったです!
今からでも頑張れば結構上達することが分かりました!
2018年〜2019年の上達の凄さにめっちゃ驚きました…。
1年ですごい上手くなっててすごいです!!

返信する

コメントを残す