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イラスト初心者は基礎練習とか後回しにして、今すぐ描きたい絵を描いたほうが良い

描きたい絵を描く

ばってん子

ばってん子(@fujii_shino)です。

たまに、今までろくに絵を描いてなかったにも関わらず、急に生まれ変わったような気持ちで「今日からデッサンしよう!」とか「毎日模写練習しよう!」とか意気込む人がいます。

悲しいことに、大体途中でログアウトします…
でもその気持ちはわかる。

だって絵の練習、基本面白くないからね!

練習は面白くないよ!

基礎から固めるのはたしかに大切です。大切なんですけど、目的が曖昧なまま、人体構造とかパースとか陰影とか学ぼうとしても、それは『お勉強』にしかならないわけですよ。

みんな学校の勉強嫌いでしょ?
僕は嫌い。何の役に立つのか具体性がないから、やる気に繋がらないんですね。

絵も、いきなり基礎を学ぼうとするとその状態になるわけ。
それに気付かず遠回りをして、結局飽きて辞めてしまう人の多いこと…

目的なしに知識を詰め込むなんて、まるで受験勉強じゃないですか。そんな状態で良い絵を描けるようになるのは一部のエリートだけです!
せっかくの楽しい趣味なのに、つまらないやり方で時間を消費するのは勿体ないですよ。

描きたいものを目を向ければ楽しい

描きたいものを描く

じゃあ楽しいやり方とは何なのか?
結論から言うと、描きたいものを描くために全力を注げば良いのです。

たとえば、あなたがめっちゃ上手い初音ミクの絵に憧れて、絵を描き始めたとします。
真面目なエリートくんは、まずネットで必要な知識を調べ、上達法を調べ、練習法を調べ、順当に知識を蓄えていくわけですけども…
普通の人は圧倒的情報量に脳がパンクし、「デッサン?筋肉の動き?パース?いやもうわけわからん!」となるわけです。

もしエリートでない自覚があるなら、知識については一旦わすれてください!

そして今すぐに『初音ミク』を描け!

そうすると「顔が変だ…」とか「髪の毛どうなってんだ?」とか、色々課題が見えてきますよね。そこから、目の描き方を調べたり、上手い人や好きな絵を真似してみたりします。

そうやって色々試しているうちに、何とか顔だけはまともになってきて…でもオリジナルのポーズとか取らせると、やっぱり変になるんです。
じゃあ上手くポーズ取らせるためにはどうすれば良いかなって、そこでやっと、人体構造の練習が出てくるわけです。

つまり絵の勉強ではなく、『初音ミクを描くための練習』をすべきなんですよ。
そうすれば目的がはっきりしてるので、モチベーションを維持しやすいって話。

描きたい絵を描けば評価される

冗談ではなく、デッサンとか模写みたいな練習は上手いけど、一枚絵を描かせると微妙な人っています。
模写するために絵を描いてるならそれでも良いんですけど、イラスト描きたい場合はそれって勿体ないです。

どうして彼は一枚絵が下手なのかというと、基礎練習が足りないからじゃないんですよ。
描きたいものを描かなかったから、下手なのです。

要は練習で培った知識を、描きたいものに向けてこなかったのが原因なのです。

一方で、描きたいもののために全力を注いだ人は、決してリアルじゃないしパースも狂っているけど、『イラスト』として見ると魅力的な絵が描けるようになります。
一枚絵を描くことが目的なのであればこっちのほうが楽しいし、固定ファンも増えやすいしお得です。

絵を描く理由って人それぞれだけど、ほとんどの場合は「人から認められたい」だと思うんですよ。
仮にそうじゃなかったとしても、誰からも評価されないよりは評価されたほうが良いじゃないですか。

で、描きたいものよりも基礎練習を優先してしまう人って、その人の思ってる『人から評価される絵のレベル』がめっちゃ高いんですよ。

「あの程度の絵で、なんであんなに評価されるんだ…」みたいな嫉妬、底辺絵師界隈ではあるあるだと思うんですけど、これなんかまさに評価レベルが高いことの現れです。

だから、そのレベルになれるようにとにかく練習したがるし、そのレベルに満たないうちは中々人に見せれるイラストを描こうとしないのです。

ところが実際は、下手でも可愛ければ評価されます。
面白くて味があれば評価されます。
それどころか頑張って描いてるだけでも評価されます。

だって絵が描けない人にとっては、絵が描けるってだけでも凄いじゃないですか。
だったら下手でもさっさとオリジナル描いて公開したほうが良いと思いません?

絵を続けたいなら楽しい練習法を

勘違いされそうなんで言っておきますが、僕は「練習なんてしなくて良い」とは言ってません。
完成した一枚の絵を描きながら、足りない部分を練習で補うやり方のほうが楽しいし長続きすると言ってます。

なので、「初音ミクを描いてみたけど、どうも身体が上手く描けないから骨と筋肉を練習しよう」みたいなのは賢いやり方ですね!
逆に「神絵師になりたいから、まずは骨と筋肉を覚えよう!」みたいなのはたいてい上手くいかないです。

だってそれ頑張ったところで、描けるのはあくまで骨や筋肉ですよ。肝心のキャラクター描けるようになるのはいつになるんだって話です。
僕も一年くらい模写練習しつづけてますけど、人体標本を模写したところでそれをすぐイラストに活かせるかというと、活かせません。せいぜい、用意した資料を元にアタリを描く時に、骨や筋肉を意識して描けるので楽になる程度です。

一年間毎日やってその程度だから、初心者が一から基礎練習はじめたところで結果出せるレベルになるまでには2、3年…最悪5年以上かかります。

残念ながらほとんどの人間は、つまらないことよりゲームや動画みたいな楽しいものに流れるようにできてるので、よほど決意が固くないと途中で練習に飽きます。

もし、少しでも飽きてしまう心配があるなら、なるべく楽しんでできるやり方で絵を頑張ってみましょうよ。
というわけで、ばってん子(@fujii_shino)でした。

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