こんにちは、コミュ障です。
名前くらい名乗れ。
僕のように一人でいるが好きなオタクタイプの人は、コミュニケーションが苦手なことに悩んでたりします。
しかし結論から言うと、これを克服するのはかなり難しい。
というか僕は無理でした。
とはいえ、今後就活や仕事が控えている人にとっては死活問題。
なので、そんなコミュ障に厳しい社会でもなんとかやっていくため、『克服』ではなく『乗り切る』方法を教えます。
はっきり言って『その場しのぎ』なので、それでもよければ読み進めてください。
目次
どうしてコミュ障が治らないか
コミュ障の原因は簡単に言えば
①空気が読めない
②空気を読みすぎる
のどちらかです。
①の場合は、「自分の話したいことだけ」を延々と話します。
相手がその話題に興味があるかどうか、あまり気にしてません。
相手のことを気にしないので、意思疎通が上手くいっていない(コミュニケーション障害が起きている)ことに気づきません。
自覚症状がない病気ほど治らないものもないと思います。
また、②の場合(僕はこっちです)
これは逆に相手のことを考えすぎて、「こんなどうでも良さそうなこと話して、迷惑じゃないかな?」と思い、なかなか自分から話をはじめません。
というのも、相手がその話題について興味があるかどうか不明確だからです。
ところが肝心の相手の興味は、そもそも会話をしないとわからないため、ジレンマが始まります。
これは本人の性格的な問題なので、待っていてもなかなか解決しません。
性格を治すのは至難の業です。
というわけで、結論としてコミュ障は解決しません。
「コミュニケーション障害を治す方法」なんてありません。都市伝説です!
そこまで言うか…
ただ、一方で僕はコミュ障でも普通に生きていけると思っています。
雑談や仕事も問題ないし、
なんなら面接やプレゼンテーションだってやろうと思えばできます。
コミュ障がコミュニケーションする方法
聞きましょう。
…聞くって、何をですか?
何でも良いから相手から話を聞きましょう!
「どちらからいらしたんですか?」
「どんな仕事しているんですか?」
「ずっとこの仕事されてるんですか?」
「趣味はなんですか?」
「休日は何してるんですか?」
「好きな〇〇はありますか?」
とりあえず、気になったことを聞きましょう!
お見合いかな?
初対面じゃなければ、
最近の状況とか、持ってるものについて聞いとけば何かしら答えてくれます。
上手くいけば相手の方から色々話してくれて、あたかも『会話が盛り上がっている感』を演出できます。
そもそもコミュニケーションが苦手なことの何が辛いのかというと、『沈黙の時間』です。
話すわけでもなく、何をやっているわけでもなく、「相手にムダな時間を使わせているのではないか?」という焦りがストレスになるわけです。
なので、いっそ自分が話すのではなく、相手に話させることで『沈黙の時間』をなくすのが、この方法になります。
ただ、注意しないといけないのはこれで終わりではないことです。
せっかく聞いたことに相手が答えてくれたのに「へぇそうなんですか…」じゃそこで会話が終わります。
頭をフル回転させて、次の言葉を考えてください。
知っているふりをするな、バカのふりをしろ
ここでオススメなのは、頭わるい人になることです。
僕のようなオタクは、変なところでプライドがあるので『知らないことを知らないと認める』のを嫌がるものです。
しかし、それだと会話がなかなか続きません。
ちょっとでもわからないことがあったら、相手の話が途切れるタイミングを見計らって聞きます。
そうすると詳しく教えてくれるので、最初は興味がなくても段々と興味が出てきます。
そうなると、しだいに自分の知っていることとの共通点とかが見えてきたりするので、今度は自分から話をします。
これでコミュニケーションの出来上がりです。
中途半端にしか知らないくせに、わかったふりをしてしまうと、
会話が途切れるわ、興味も持てないわで散々です。
今日からはバカとして生きましょう。
寡黙アピールするのも手
これは僕がよく使う手です。
開き直って、自分からは話さないようにします。
相手から話してきた時だけ、答えます。
注意しなければいけないのは、話しかけられた時は、あくまで落ち着いて嫌な感じにならないように話すこと。
仏頂面だと、ただの冷たい人になって印象が最悪になります。
それまでは本を読んだり、勉強をしているのが良いです。
徹底的に自分からは話しません。
これで「寡黙だけど、印象は悪くない人」が出来上がります。
いざ話しかけられたら、上記のテクニックを使い、普段は寡黙を貫けば、性格を変えずに当たり障りなくやっていくことが可能になります。
面接は、聞かれたことについて答えられればOK
面接が苦手なことと、コミュニケーションが苦手なことは一緒くたにされがちですが、この2つは分けて考えたほうが良いです。
面接が嫌な理由は
①人前で話すのが嫌
②面接で話す内容に自信がない
どっちでしょうか?
コミュ力が重視される社会ですが、ぶっちゃけ②のほうが深刻です。
①は意外と大した問題じゃありません。
面接官も、相手が緊張していることはわかってるので、
多少声が震えようと挙動がおかしかろうと、ちゃんと理路整然とした話ができればあまり気にしないはずです。
最低限、聞かれたことに対して答えられれば良いのです。
(むしろ聞いてないことまでアピールし始めるのは、コミュニケーションに問題があると判断されそう)
ちゃんと話す内容を整理して、面接の練習を重ねておけば、コミュ障でもそれなりに面接は通ります。
発表は、練習するしかない
ついでなので、発表を乗り切る方法についても話します。
コミュ障に発表とか、トラウマものですね。
緊張で心臓がやばいことになりそうですね。
ただ、忘れないでほしいのは『緊張するのはコミュ障だけじゃない』ってことです。
冷静に考えればわかるんですが、発表は『意思疎通(コミュニケーション)』の質が雑談とは全然違います。
なぜかというと、情報の伝達が『一方通行』だからです。
雑談と違って、自分の伝えたいことだけを好き勝手に語れば事足りる話なんです。
もちろん、あまりに話の内容や態度が酷ければ、悪い評価は受けるでしょうが…
内容に関係なく、時間いっぱい話し続けることには変わりません。
これは面接も似ている部分があります。
コミュ障のストレスの元である、「沈黙の時間が気まずい」とか、本当はそういうこと気にする必要がないわけです。
それにも関わらず緊張してしまうのは、
大勢の前で『失敗する恐れがある』からです。
これはコミュ障だろうと何だろうと関係ありません。
えぇ…じゃあ諦めろってことですか?
緊張しない方法は知りませんが、失敗の確率を減らす方法は知ってます。
練習すれば良いんです。
どうせ緊張するので、
せめてそんな状況に陥っても、ちゃんと内容を忘れずに話せるよう練習すれば良いんです。
ちなみに僕が社内でプレゼンした時は、
『カラオケ』で毎週30分~1時間くらい練習してました。
まねきねこの『朝うた』を利用するとかなり安いし、人もほとんどいないのでオススメです。
ついでに歌ってストレス発散もできますしね。
まとめ
もう一度言いますが、完全にコミュニケーション障害を克服する方法はありません。
ネットの情報を見ただけですぐに治るほど、単純なものじゃないのです。
克服する方法を探して悩み続けるくらいなら、目の前の問題を一時的にしのぐ方法を探したほうが早いです。
そうやって、その場しのぎを続けていけば、やがて「別にコミュニケーションが苦手でもいいか」と思えるようになり、楽になります。
自分なりの生き方を見つけてください。
それでは。