「学生の頃は絵を楽しんでいたけど、社会人になってから仕事で忙しくなりその時間がなくなってしまった…」
「絵を描いてみたいけど、仕事が忙しすぎて中々描く暇がない…」
忙しい社会人にとって、時間のかかる趣味を続けるのは難しいことです。
僕も会社に勤めながら絵を描いていた時は、なかなか時間が作り出せずモヤモヤしたこともありました。
しかし、世の中にはそれでも『絵を描き続けることができる人』はたくさんいます。その差はなんなのかというと、実は『時間を確保する』のが上手いか下手かの差なのです。
というわけでこの記事では、『時間を確保するコツ』について話していきます。
たくさん絵を描きたい人は、ぜひ参考にしてください!
目次
時間がないのではなく、時間の使い方が下手
当たり前ですけど、一日は誰だって24時間です。人によって伸び縮みはしません。
『時間がない』というのは、別に物理的に時間が消滅してるわけじゃなくて、『あなたの時間の使い方が下手』なだけの話です。
このことは、普段から空き時間にソシャゲやSNSで時間を潰しているなら痛感しているかもしれませんが、実は「僕は社畜生活で、何をするにも余裕がないんだ!」なんて人も同じです。
冷静に考えてください。
あなたは、法律に則り休暇を取得したり、会社を訴えることができるし、会社をやめる自由もあります。
あたかも『自分には時間の自由が与えられていない』ような態度を取っていますが、自分で勝手にそう思い込んでいるだけです。
そういうところもひっくるめて、総じて『時間の使い方が下手』なのです…
まずはそれを自覚してほしいです。
自分で変えようと思えば、時間の使い方はあなたの自由なわけですよ。
まずは絵を描くモチベを高める
とはいえ、時間の使い方を変えようと思って、そう簡単に変えれるほど人間は都合よくできていません。
先程『時間の使い方が下手』っていう挑発的な言い方をしましたけど、実際のところ『時間がない』のは下手というよりむしろ、『今の時間の使い方が自分にとって一番最適だから、そうしている』という感じなのです。
つまり『絵を描くこと』があなたにとってプラスにならないから、絵を描くこと以外に時間を使ってしまうわけです。
これを解決するには、『絵を描くこと』が自分にとってプラスになると認識を改めなきゃいけません。
これに関しては人それぞれなので、一概にこうすれば良いとは言えないのですが、たとえばこんなのはどうでしょうか?
- 絵描き仲間と交流して楽しむ
- SNSを活用して、同人活動を開始する
- 今の会社を辞めてイラストレーターになるための準備をする
数年後、自分がどんな状態になっていれば人生を楽しめるか、想像してみてください。
できるかどうかは考えず、自分がどうなりたいかだけを考えれば、今何に時間を使うのが自分にとってプラスかよくわかると思います。
それを想像して、実際に会社辞めちゃったやつもいるらしい
誰のことかな?
絵を描く時間をつくる方法
絵を描く自分を想像できたところで、いよいよ絵を描く時間を作る方法について話していきたいと思います!
他のことに使う時間を減らす
最初に話したとおり、時間は誰にでも平等です。
一日の中で『絵を描いていない』ということは『絵を描くこと以外に時間を使っている』ということ。
それはスキマ時間のゲームだったりSNSだったり、読書だったり漫画やアニメ鑑賞だったり、あるいは上司や同僚との飲み会かもしれません。
もしかしたら単にぼーっとしている時間が長い、なんてこともあるかも。
とにかく、一日の時間は色んなことをするために秒刻みで割り当てられています。
もし、その中に新しく『絵を描く時間』を入れたいのであれば、何かの時間を減らさないと物理的に不可能なんですね。
だって、一日の時間は縮まないし、伸びもしないから。
まず、自分が今何に時間を使っているのか考えてみてください。
そして、無駄だと思うことはやめましょう!
まずは毎日5分だけ集中する
仮に時間を作っても、そう簡単に絵に割り当てることはできません。
今までの時間の使い方は、自然と身についた癖によるものが多いのです。
それらの癖を押しのけて『絵を描く』という時間を新たに作るには、『絵を描く癖』を作らないと難しいです。
癖を作るには、同じ時間に同じことを毎日繰り返すのが良いですね。
いきなり「一日一絵!」なんてやろうとするのはハードルが高いので、まずは毎日できるレベルのハードルを作りましょう。
僕がオススメしたいのは『5分だけ描く』方法です。
仕事から帰ったらすぐ、あるいは食事の後、就寝前など、決まった時間に『5分だけ』集中してみましょう。
5分経ったらやめてOKです。
もちろん集中力が続けば30分でも一時間でも好きなだけ描き続けてください。ただし翌日の仕事に影響しない程度に。
とにかく大切なのは、毎日やること。
こうして『絵を描く癖』を付けることで、どれだけ忙しくても『5分だけ』は集中する気になります。
毎日5分でも、一ヶ月もすれば約2時間と少し。これは筆の速い人なら一枚イラストを描ける程度の時間になります。
常に描く道具を近くに置く
『5分だけ描く』を実行するためには、手軽さがないといけません。
「仕事から疲れて帰ってきたのに、PCを立ち上げソフトを起動し、ペンタブを取り出しUSBで接続する…」
これじゃあ、面倒くさくなって後回しにしてしまいそうです…。
紙と鉛筆は、机の上にいつも置いておく。
ペンタブや液タブを使っているなら、常にPCに接続しておく。
手軽に手を出せるように机を整理しておけば、絵を描くハードルがぐっと下がります。
やる気だけで全て上手くいくほど人は単純じゃないので、少しでも絵を描く可能性が上がりそうならできることは何でもやってみましょう!
ちなみに僕はiPadProを買ってから、めっちゃ絵を描くのが手軽になりましたね
できない理由を探すより、どうすればできるかを考える
ちゃんと結果出せる人って、できない理由を考えるより、「どうすればできるか」を考えるんですね。
「絵を描く時間がない」のではなく、「どうすれば絵を描く時間が作れるか」を考えれば、必ず解決策が見えてきます。
仮に、生活費が苦しくて家と会社を往復する生活を送っているような状態だとしてもですよ。「だから絵を描けない」ではなく、「どうすればこの状態から絵を描けるようになるか?」を考えれば、今すぐに行動できることが必ずあります。
今、仕事で忙しい人は、そのことを忘れず頑張って欲しいですね。
以上、『社会人が絵を描く時間を確保するための方法』でした!
>一日は誰だって24時間です。人によって伸び縮みはしません。
この正論、耳が痛いけどつくづく心に沁みる
>仕事をやめてイラストレーターになる準備をする
金がない人にとってはなかなか過酷だよ…
恵まれている人でないと中々できないですね…
あくまで選択肢の一つです。