初めてでも使いやすい 同人誌印刷サービス『コミラボ』感想

コミラボ

藤依しのです。

今回は、同人誌印刷サービス『コミラボ』から「イラスト本を作ってみませんか?」とお話をいただきました…!

絵を描いているなら、一度くらい同人誌やイラスト集を作ってみたいものです。しかし、印刷ってファイル形式やら描画範囲やら指定が多くて難しいイメージ。だから中々手をつける気にならなかったのですが、今回のお話いただいたサービス『コミラボ』、webサイトを見てみると中々スッキリしたデザインでわかりやすい。せっかくなので試しに使ってみることにしました。

というわけでこの記事では、同人誌印刷サービスコミラボのサービス紹介と、実際にイラスト本を作ってみた感想について話していきます。

サービス紹介

コミラボ

こちらがコミラボのサイトURLとなります。https://comilabo.jp

すぐに作りたい方は上部の「今すぐ作る」、よくわからない方は下のほうにある「初めての方はこちら」と「入稿方法について」を開けば、なんとなく理解できるはず…!

特徴は

  • サイトがシンプルでわかりやすい
  • RGB入稿なので高発色
  • 4冊から発注できる
  • その場で入稿データが作成できる

お値段は660円〜となっていますが、4冊単位なので実質2640円からです。印刷自体初めてなので高いか安いかはわかりません。

第一印象としては、他の印刷サービスサイトと比較して、サイト全体の見た目がスッキリしており、製本の仕様や納期、料金体系の説明がシンプルでわかりやすいと思いました。製本受注ってこのへん複雑で分かりづらいんですよね。僕の理解力がないってのもあるんですけど。

実際に作ってみる

用紙設定を決める

まずはイラスト本の仕様を決めていきます。

製品仕様

アート紙…?コート紙…?
こちとら完全初心者ですので、何がなんだか…。用紙の説明ページを見ると、絵の場合アート紙が良いらしいのでそちらを選びました。

このあと編集画面に移ります。そのまえに会員登録要求が入りますが、一応後回しにもできます。お試しの場合は、登録はあとで、まずは編集画面で色々いじってみましょう。

ちなみにサイズは現在A5サイズしか選べないようです。今後はB5サイズなど、もう少し大きなサイズも追加されていくようなので楽しみですね。

編集画面

続いて編集画面です。

編集画面

何やら色々書いてありますが、まずは上の簡単編集ボタンを押しましょう。できることは多いのですが、今回ははじめてのイラスト本作成なのであまり凝らずに作成します。

ちなみに本サービスでは他の印刷サービスと異なり、RGB入稿が標準になっています。イラストのカラープロパティを印刷用のCMYKにして出力し直す必要はないようです。というわけで本にしたいイラストを用意しつつ先に進みましょう。

流れは非常にシンプル。

画像をページを読み込みページに配置
ページに配置
レイアウトを整える
レイアウトを整える
背景色を設定
背景色

以上、これを全ページ分繰り返します。その場で見栄えが確認できるのはとても良いですね。

ちなみに表紙に関して、全く用意していなかったのでどうしようかと思っていたのですが、適当にイラストを配置したら自動でそれっぽくなりました。

表紙

文字なども設定できるみたいなので、もっと細かく作り込めるとは思うのですが、今回は初めてのイラスト本作成です。せっかくなのでこのままいきましょう。

全ページ配置したら、右上のオーダーを押します。

オーダー
警告

警告されました。画質が荒いと警告が入るようです。今回は逆にどれくらい印刷に影響するのか気になったので続行です。

注文

注文

4冊単位で冊数を入力し、金額の確認をします。ちなみに用紙設定による値段の変更はないようです。

良ければ住所や支払い方法を確認し注文完了となります…!

製本確認

大体1週間ほどで自宅に届きました。

製本

見た目が中々かっこいいですね…!表紙は無料でラミネート加工されるらしく高級感があって良い感じです。

中身を確認すると、ちゃんとプレビューのとおりに仕上がってました。ただやはり、画質が警告されたものに関しては結構粗めですね(T_T) 印刷するイラストは大きく綺麗に見えるように作るべきだと思い知らされました。

初めての方におすすめのポイント

まず、サイトデザインがシンプルでわかりやすい点がGOOD。

操作画面もスッキリしてますし、とりあえずイラストさえ揃えれば勝手にそれっぽく配置してくれる仕組みもあったりするので、印刷に関するとっつきづらさはなかったです。

アドバンス編集で細かくいじることもできるので、最初はシンプルに作り、慣れてきたら凝ってみるということが自然にできるのも良い点ですね。

強いて言えば、もう少し初心者向けにポップアップとかで解説があるとわかりやすいですが、多分いじってるうちにすぐ慣れるので今の状態でも全然使いやすいと思います。

今回は初心者向けの記事ですし僕も知識が浅いので、具体的に何ができて何ができないのかまではお伝えできないのですが、もっと詳しく知りたいなら実際に触ってみましょう。

登録だけすればプロジェクトは無料で作れますし、プロジェクト自体のオンライン保存も可能です。このへんしっかりwebサービス感があってスマートですね。

まとめ

というわけで、同人誌印刷サービス『コミラボ』のサービス紹介でした!

印刷所への依頼は色々面倒なイメージがありましたが、結構あっさりできて驚いています。まだ始まったばかりのサービスで、サイズなどの選択肢が少ないところはありますが、趣味で同人活動をはじめたい方にはとても使いやすいサービスだと思いました。

僕も今はあまり積極的に活動できてませんが、今後イベント用の冊子などを作る際にはぜひ利用したいと思います。

あとこれはサービス紹介とか関係ないんですが、「やってみてはじめてわかることもある」ということを、今回改めて学びました。実際にイラスト本を作ろうとして気づいたのが、自分の絵があまり本にした時の見栄えを意識して描かれていないってことです。

解像度以外に気になったのが、イラストの比率です。イラスト本は基本縦長か横長です。正方形に近い形だと、どうしても余白がでかくなるか、隠れる部分が大きくなります。そういうのを意識していないと、どうも見栄えの悪いイラストに見えてしまいがちです…

また、背景があるのとないのではやはりページの豪華さが変わってきますね。シンプルなイラストを売りにするとしても、単純な白背景ではなく色を付けたり、逆にページ背景の色を変えるなど、工夫が必要でしょう。

難しそうだからと後回しにするのではなく、準備不足の状態であえて挑戦するのも時には大事です。

というわけで以上、簡単同人誌印刷サービス『コミラボ』(https://comilabo.jp)の紹介でした!

5 COMMENTS

匿名

実際に本になったのを見ると、良さげな感じで嬉しくなりそうですねー (*╹▽╹*)
上の写真を見る限りでは低解像度のアラは見えませんので大丈夫ですw

4冊が最低単位だと2860円か。カラー冊子とはいえ結構かかるもんですね…
そこは慎重になってしまうかも!(; ̄^ ̄)

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藤依しの

カラーだとどうしてもお値段が張るようですね…
仕上がりは綺麗ですし、配布用よりも販売用として利用するのが良さそうです…!

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鯖の水煮缶

今日初めて知ってここまでの記事読ませていただきました‼︎
全てとても面白かったです‼︎たびたび失礼しました

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匿名

返信ありがとうございます‼︎
ブログをフォローさせて戴きました‼︎
これからも頑張ってください‼︎

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